skk.vimでGoogle的な日本語変換を試す。

skkservに対応したskk.vimとGoogleIME用の豊富な語彙を利用できるSKKサーバの組み合わせを試したところ、なかなか便利に使えたので紹介します。Rubyと、Rubyサポートが有効なVimが動けば大抵の環境で出来るんじゃないかなと思います。私はCygwinLinux、そしてAndroidで試しました。

skk.vim

まずは、anyakichiさんが作成されたskk.vimです。以下のgitリポジトリからダウンロードしてインストールします。

https://github.com/anyakichi/skk.vim

Google IME SKKサーバー

続いてid:hitode909さんのGoogle IME SKK サーバーです。こちらはRubyで実装されており、gemになっているので以下のコマンドでインストール出来ます。


%gem install google-ime-skk

下記コマンドで起動です。


%google-ime-skk

vimの設定

localhostSKKサーバを動かす場合の.vimrcの設定例を以下に示します。


let skk_server_host = 'localhost'
let skk_server_portnum = '55100'
let skk_server_encoding = 'euc-jp'

上で準備は完了です。Vimを起動して変換を試してみましょう。固有名詞が豊富な普通のSKKとしても使えますが、長文の一括変換も可能になり、とても快適に入力出来るようになりましたね。
全然SKKっぽくないんですけどね(^^;

Androidでも試す。

とりあえずanyakichiさん版のskk.vimは+rubyVim for Androidでも動きました。
絶対自分のユーザ辞書にない変換結果など。他ホストで起動中のGoogle IME SKKサーバーに繋いでます。

AndroidローカルでGoogle IME SKKサーバーを動かすにはruby1.9のiconvを有効にせねばならず、ちょっと面倒そうでまだ手を付けてません。普通は ext/iconv で extconf.rb 実行なんだろうけど、NDKでビルドしたRubyの場合どうすんだろ(--;